潜伏期間から発症
HIVに感染後2~-4週間後で発症すると言われていて、多くの場合、数日~10週間程度で症状は軽くなり、長期の無症候性感染期に入るため、感染には気付きにくい。
突然の全身への発疹や、ウイルス量が急激に増加し重症化する例では、多発性神経炎、無菌性髄膜炎、脳炎症状などの急性症状を示す場合もあるが、これらの症状はHIV感染症特有のものではなく、他の感染症や疾病においても起こりうる症状であることから、症状だけで判断することは出来ません。
感染後、数週間から1か月程度で抗体が産生され、ウイルス濃度は激減します。
そして、一般的なHIV感染検査はこの産生される抗体の有無を検査するため、感染後数週間、人によっては1ヶ月程度経過してからでないと十分な抗体が測定されないため、検査結果が陰性となる場合もあります。
多くの人は急性感染期を過ぎて症状が軽快し、概ね5~10年間は無症状で過ごし、この間、見た目的には健康そのものにでも体内ではHIVが盛んに増殖を繰り返しながら正常な細胞を破壊して行きます。
無症候期にある感染者は無症候性キャリアとも呼ばれます。
無症候期を過ぎると発病期に入って行きます。
血液中にある正常な細胞がある程度まで減少していくと、身体的に免疫力低下症状を呈するようになって来ます。
多くの場合、発症初期は全身倦怠感、体重の急激な減少、慢性的な下痢、極度の過労、帯状疱疹、過呼吸、めまい、発疹、口内炎、発熱、喉炎症、咳など、風邪によく似た症状のエイズ関連症状を呈する。
また、顔面から全身にかけての脂漏性皮膚炎などもこの時期に多く見られるようになります。
大抵これらの症状によって初めて病院で診察を受ける事で、検査結果からHIV感染と診断されます。
発症後は正常な細胞が急激に減少すると同時に、普段は掛からないようなニューモシスチス肺炎(旧 カリニ肺炎)やカポジ肉腫・悪性リンパ腫・皮膚ガンなどの悪性腫瘍等、生命に危険が及ぶようになってきます。
また、HIV細胞が中枢神経系組織へ悪影響を及ぼすと、HIV脳症と呼ばれ、精神障害や認知症、ひどい場合は記憶喪失を引き起こすこともあると言われています。
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